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2010年03月 アーカイブ

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愛知の看護師事情

高齢化社会の到来、医療技術の高度化、二つの看護師資格制度など、
看護師や介護施設を取り巻く問題は山積しているのです。
3K、8Kとか、燃えつき症候群など看護師がらみの記事は新聞を賑
わすばかりです。

しかし、その一方で、日々多くの高校生が使命感に燃え、明日の看護師(士)を
めざして努力しています。その状況は、入試の難しさともあいまって、愛知でも看護系の専門予備校がいくつもできるくらいなのです。

今、看護師さんたちの意見を聞くと、看護師、ひいては医
療界がさらされている根本的な問題を読み取ることができると思います。誰でもいつかは必
ず医療の世界に世話になる時が来ます。

ところが、その医療界を支えている看護師(士)や、その
養成現場のことについてはほとんど関心がもたれないか、知られていません。

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心理的経過の個別性

どのような疾病をもつ患者でも、何度か心理的危機感に直面すると考えられます。

例えば、乳癌患者の場合、自分の乳房の異常に気づいたとき、受診して医師から手術の必要をいわれたとき、手術の前日、術後乳房を切除した傷あとを見るときなどです。

乳房のしこりを感じて受診し、乳癌の診断を受けながら信じようとせず入院拒否という逃避の形をとった人や、命が助かるならばと手術を受け入れた人、まだ癌ではないと思い深刻に考えなかった人などさまざまであることがわかります。

ある人は、手術までは入院を拒否し、病気からの逃避をしていました。

しかし術後の受容は早く、看護師におわびのことばを述べ、きれいな傷あとをも受け入れみごとに危機的場面を乗り越えて、自己変容をしました。

反対に、手術までは拒否をしなかった人が、術後傷あとを見て初めて現実に気づき、喪失感を抱くなど、患者は個々にその心理的経過が異なるのです。

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